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ケガをして練習できないときこそできる競技かるた上達の裏技3つ

ケガをして練習ができないことありますよね。

突き指や骨折などは、治るのに時間がかかるため、しばらく練習ができません。

ここで、焦ったり、落ち込んだりしている場合ではありません。

実戦での練習も重要なのですが、意外と知られていない競技かるたの上達方法があります。

ケガでの停止期間は残念ですが、逆に他の上達方法を実践するチャンスだと思って、是非やってみてください。

体幹を鍛える

A級になるためには、B級クラスの大会で優勝(もしくは準優勝2回)する必要があります。

B級クラスの大会で優勝するには約6試合以上取らなければならないことがあります。

ずっと前屈みの姿勢を保たなければならないため、非常に体力を消耗します。

体の軸がしっかりしていると無駄な動きがなくなるため、動きにキレが出て、体力も消耗しにくくなります。

音引き時の構え(静止時)から、札に触るまでの姿勢(動作時)が正しく整っていないと、最高のパフォーマンスは発揮できません。

試合の回数を重ねるに連れて、疲労が蓄積し、姿勢がどんどん悪くなって、思うように札が取れなくなることは良くあることです。

正しい姿勢を長時間保つためには、特に背中、腰、腹筋などの体幹(インナーマッスル)を鍛えると良いでしょう。

筋トレなんてモチベーションが保てない?

想像してみてください。

A級選手の、あのキレのある動きを。

あなたのケガが治ったときには、あなたの努力で培ったインナーマッスルが、A級選手並みに大活躍するところを想像するとワクワクしてきませんか?

読手の練習をする

読手の練習をすることも、意外と知られていないA級への近道なのです。

4-3-1-5方式をご存知ですか?

読手の勉強をしたことがある方なら初期の段階で学ぶと思います。

4-3-1-5方式とは、札を読むときの間隔を表しています。

これらの一連の流れのそれぞれの秒数を取ると、4-3-1-5になっているため、4-3-1-5方式と呼ばれています。

では、なぜ、読手の練習をすると競技かるたが上達しするのでしょうか?

答えは簡単です。

札を取るときは、読手の声を聴いて動きますよね。

この動くタイミングも、読手のタイミング(4-3-1-5方式)に合っているため、間合いの後すぐに動くことができるようになります。

競技かるたは0.1秒の差で札に触ったかどうかを競っていますので、第一音と同時に体が動くようになるのは、非常に有利なのです。

A級選手は、札を読ませても上手な方がほとんどです。

他人の練習を見る

他の選手の試合を観戦することも、競技かるた上達の方法です。

このとき、できるだけA級選手の試合を観戦することをオススメします。

A級選手はスピード、テクニック、メンタルの面で非常に優れています。

目指すはA級選手のスピードとテクニックとメンタルです。

自分の目に焼き付けて、自分自身で同じ動きができるように、イメージを頭に繰り返し思い描いてください。

人間が体を動かすためには、イメージが必要です。逆に言えば、あなたの頭の中にないイメージは、あなたの体を動かすことができません。

例えば、あなたの目の前に水の入ったコップがあるとします。

もちろん、手でつかんで持ち上げることができますよね。

なぜ持ち上げることができるかというと、水の重さも、コップの形も頭の中で理解しており、どうやって持ち上げるかのイメージがあるためです。

競技かるたも同様で、A級選手のように札を取るイメージを持っていれば、A級選手のように札を取ることができるようになります。

まとめ

いかがでしたか?
練習ができなくても、競技かるたの能力を向上させる方法はあります。

今回は、身体を鍛える、タイミングを鍛える、イメージを鍛えるという3点をご紹介しました。

1日も早くあなたのケガが良くなって、競技かるたへ復帰することを願っています。

焦ったり、落ち込んだりするのは、今やれることをやってからでも遅くはないですよ。

目指せ!A級!