最強のプラス思考になるための3つの方法
「プラス思考は大事!」と言われても、
どうやってプラス思考になればいいのでしょうか?
こんなお悩みをいただきます。
確かにプラス思考になれ!と言われても、
具体的にどうやったら良いかわかりませんよね。
プラス思考になると、次のような良いことがたくさんあります。
- うまくいくイメージばかりで、何事も積極的に取り組める
- どんな出来事も前向きに捉え、ストレスを感じにくくなる
- いつも明るく元気でいられるため、交友関係が広くなる
逆に、マイナス思考が進行すると、最悪の場合、次のような問題が起こってきます。
- すぐにあきらめて、まわりのやる気や元気まで奪う
- 小さなことで落ち込み、たくさんのストレスを抱える
- 他人との関わりが億劫になり、交友関係を狭める
プラス思考か、マイナス思考かどちらか好きな方を選べるなら、もちろんプラス思考の方が良いですよね。
プラス思考になったときのメリットや、マイナス思考を続けたときのデメリットも把握していただいたうえで、今回は最強のプラス思考になるための方法を3つお教えいたします。
脳をその気にさせる
私たちの脳は記憶をためこめるようになっています。
しかし、記憶というものは曖昧なもので、その記憶は現実に起きたことなのか、テレビで見ただけなのか、人から聞いて想像しただけなのか、自分で考えただけなのか、区別することができません。
追加の情報(気温、匂い、感覚など)を記憶して現実か、そうでないかを判別しているに過ぎないのです。
例えば、梅干しを食べることを想像をしてみて下さい。
唾液が出てくるのがわかりますか?
梅干し=すっぱいという記憶から、唾液が無意識に出てくるようにインプットされています。
梅干しの例のように、現実に起こっていなくても、脳は現実に起こっていると勘違いしてしまうことがよくあるのです。
脳をだますというと言葉は悪いですが、脳をその気にさせる方法として、「思っていないことでも口に出して言う」方法があります。
どういうことかといいますと、例えば、
「練習へ行くのが面倒だな」
と思ったとします。
ここで「面倒だ」と口に出すと、脳は練習=面倒だと記憶してしまいます。
逆に、面倒だと思っていても、「絶対楽しい」と口に出すと、脳は練習=絶対楽しいと記憶してくれます。
これを繰り返すことによって、練習という言葉を聞いたり、思ったりするだけで楽しい気持ちになるようになり、練習へ行くのが楽しみになります。
ポイントはウソでもいいので、プラスな気持ちと関連づけることです。
いつでもラッキーな人になる
これはプラス思考になるためのノウハウ等で調べたら必ずと言っていいほど、紹介されている方法です。
どんな出来事が起こっても必ず「ラッキー!」と思うことです。
例えば、
お手つきをしてしまったときのことを考えてみてください。
どんな気持ちになりますか?
- あーあ、やっちゃった
- もっと集中、もっと集中
- これは負けたな
こんなふうに思うことはないでしょうか?
こんなふうに思うと、思考が停止してしまい、勝つイメージはおろか、相手陣を抜くイメージすら持てなくなってしまいます。
お手つきをしたときは、次のように捉えるようにしてみてください。
「やった!今日は感じがいい」
感じが良すぎてお手つきしてしまったと捉えることで、前向きな脳になり、思考停止を防ぐことができます。
また、感じが良いのですから、相手陣も積極的に攻められるようになります。
他にも
右下段を抜かれた → 強い相手と試合ができて、成長できる!(笑顔)
たば負けしそう → ここから勝ったらオレカッコイイ!(ガッツポーズ)
連戦で疲れた → 今日はすごい頑張ってる!(みんなに言う)
こんな感じであらかじめ、ピンチの状況になったら、こう思う、こう行動するということを決めておくとスムーズに実施できるようになります。
もちろん最初は意識して取り組まなければ、いきなりはうまくいきません。
「そうは言っても…」
「状況は変わらないし…」
こんな声が聞こえてきそうですね。
意識して繰り返すことで、本番でのピンチのときに、いつもどおりのパフォーマンスを発揮して、ピンチを乗り越えることができるようになります。
ポイントはあらかじめ決めておくことと、意識して繰り返すことです。
気持ちを切り替える「受け入れてからの、でも○○」
急にマイナス思考をプラス思考にしろと言われても、すぐに変えるのは難しいことは周知の事実です。
一旦、マイナス思考を受け入れるということを実践したことはありますか?
ここで紹介する方法は、営業の手法でも有名な「イエス・バット法」という手法を、自分自身に適用するというものです。
この方法は、マイナス思考になりそうなとき、まずはその事実や気持ちを一旦、受け入れることから始まります(イエスの部分)。
不安な気持ちを抱えたまま、前向きになるのは難しいものです。
そのため、まずは受け入れてから、
次に矛先を変えることで不安な気持ちを切り替えるということを実施します(バットの部分)。
次の例を参考にしてみてください。
お手つきをした(事実)
↓
次もお手つきするかもしれない(不安な気持ち)
↓
そうだな、お手つきするかもしれないな(受け入れる)
↓
でも、攻めなければ取れないじゃないか(気持ちの切り替え)
↓
よし、今度は相手陣を抜いてやる!(プラス思考)
このような形で、マイナスになりそうなときも、一旦、受け止めてから気持ちを切り替えることで、新たなチャンスを呼び込むということです。
ポイントは気持ちを切り替える言葉をたくさん知ることです。
一人で考えるのも良いですが、仲間と「こんなときどう切り替える?」と話し合って、いくつかパターンを考えておくと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、プラス思考になるための方法を3つ紹介しました。
脳をその気にさせる方法、ラッキーな人になる方法、気持ちを切り替える方法はどれもすぐに実践できるものですが、スポーツと同じでまだルールを説明したに過ぎません。
実践を繰り返して、是非、プラス思考を自分の武器にしてください。
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