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初めて競技かるたの応援へ行く方向けのルールやマナー

家族や友人が大会に出場することになり、初めて競技かるたの大会に応援に出かけることもあるでしょう。 応援のための観戦ルールやマナーについてご紹介します。

①音を出さない

暗記時間中や試合中は基本的に音を立ててはいけません。 会話、咳はもちろん、荷物やビニール袋をガサゴソしたり、ペタペタ歩いたり、カメラのシャッター音を出したりすることも望ましくありません。 特にスマホは電源を切るかマナーモードにしておきましょう。 競技かるたは読み手の一瞬の声の聞き分けが、勝負の明暗を分けますので、もし、スマホが鳴ったりしたら、即退場させられることもあります。 細心の注意を払っておきましょう。

②応援は静かにする

観戦者からの音を出しての応援は禁止です。 我が子や教え子が戦っていたり、友人がピンチのときは声に出して応援したくなることもあると思いますが、ここはグッと堪えて祈ってください。 先ほどの書きましたが、読み手の声がとても大事ですので、声には出さず、応援は心の中だけにしておきましょう。

③助言は禁止

選手への助言も禁止です。競技かるた初心者の場合、読まれた札が場にあるにもかかわらず両者わかっていなかったり、相手がお手つきをしたにも関わらず送り札をしなかったりすることがよくあります。 しかし、どれだけ助言したい場面でも、観戦者から口出しすることはできません。 不利な状況は、選手自身の実力不足と見なされます。 悔しいかもしれませんが、試合が終わった後、選手に伝えて振り返りすると良いでしょう。

④審判行為は禁止

助言の禁止と同様に、どっちが取ったか、お手つきをしたかなど、判定を下すことも禁止です。 試合に判定を下して良いのは、大会運営している審判のみとなります。 また、審判の判定は絶対です(例え間違っていたとしても)ので、判定結果に野次を飛ばしたりしてはいけません。 野次を飛ばしても、判定は覆りませんし、観戦者自身が退場させられてしまいます。 それ以上に、選手へのメンタル負荷が高まり、劣勢を強いられることに繋がりますので、優しく見守ってあげてください。

以上、観戦、応援のマナーについてご紹介しました。 あまりに禁止行為が目立つと審判長から退出を命じられることがありますので、注意してください。 また、飲食に関しても、望ましくありませんが、昨今の異常気象により緩和されているケースもあります。 なお、会場自体が飲食禁止になっている場合は、会場のルールに従ってください。