かるたらいふ

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競技かるた試合中のマナー(選手編)

1. 静かにしましょう

競技中は音を立ててはいけません。 札を並べるときから競技は始まっていますので、おしゃべり等は控えましょう。 観覧している人もあまりにうるさいと退場させられることがありますので十分注意してください。 特に下の句が読まれ始めたら、動いてもいけません。 選手は上の句の第一音に集中しているので「カサっ」「パタっ」 と言った音がとても迷惑になります。

2. 挙手をしましょう

札を払って、場の札がバラバラになることが良くあります。 このとき場を直している選手でない方が、読み手や審判にわかるように手を大きく上げておくのがマナーです。 手を挙げている間は、次の札が読まれず、待機状態になります。 待機状態になるからと言って、休憩や暗記のために挙手をすることは認められていません。 札の整理、送り札、札の移動以外での挙手は行ってはいけません。

3. 札は自分で探しに行きましょう

札を払って、札が見つからなくなるときが良くあります。 特に大勢で試合をしていると、別の組に紛れて見つからないこともあります。 このとき、札の裏には判別できるように番号が振られていることがあります。 自分の試合に使っている札が何番なのか覚えておきましょう。 また、払った方向へ立ち上がって自分たちで探しに行きましょう。 どうしても見つからない場合は、「〇〇番の〇〇の札ありませんか?」と大きな声で言いましょう。

4. 礼をしましょう

競技かるたは礼に始まり、礼に終わる競技です。 まず、着席したら、相手に「よろしくお願いします」と一礼します。 札を並べる前にも、相手に「よろしくお願いします」と一礼します。 暗記中に席を離れる場合に「失礼します」と一礼します。 席に戻ったときも「失礼しました」と一礼します。 競技の始まる合図があったら、相手に「よろしくお願いします」と一礼、読み手に「よろしくお願いします」と一礼します。 競技中に審判がついてくれることがあります。審判にも「よろしくお願いします」と一礼します。 競技終了時には、相手に「ありがとうございました」と一礼、審判がいる場合は審判に「ありがとうございました」と一礼、 読み手に「ありがとうございました」と一礼します。 最後に札の枚数を過不足が無ければ、片づけて、相手に一礼と「ありがとうございました」を言って競技終了です。