かるたらいふ

決まり字について

競技かるたにおける「決まり字」の解説をしています。

決まり字とは

決まり字とはその文字まで詠まれれば取り札を確定できる文字のことをいいます。 競技かるたでは上の句が詠まれ、下の句が書いてある札を先に取るというルールです。 そのため、決まり字を覚えることは、詠まれた札をいち早く取るために必要となります。 また、札が詠まれるにつれて、決まり字が変化していくため、どの札が詠まれたかも記憶しておく必要があります。 決まり字を覚えるための「決まり字かるた」がありますので、こちらを利用して覚えても良いでしょう。

決まり字の例

例えば、「ち」から始まる札は100枚中3枚あります(3枚しかないので3枚札と呼びます。)。 最初の一文字の「ち」だけを聞くと100枚ある中から3つの札に限定することができます。 以下の札は上の句「ち」から始まる、下の句の取り札になります。

ちは
ちぎりき
ちぎりお

次に、2文字目が「ぎ」だったとすれば、「ちぎりき」か「ちぎりお」のどちらかに限定することができます。(「ちは」ではないことが確定できる。)

ちは
ちぎりき
ちぎりお

どちらの札かを確定させるために必要なのが決まり字です。 この場合、ちぎり「き」か、ちぎり「お」を決まり字と呼びます。

決まり字の変化

さきほどの例で「ちぎりき」が詠まれたとすると、もう片方の「ちぎりお」は「ちぎ」で確定することができるようになります (一度、詠まれた「ちぎりき」は、その試合ではもう詠まれないため)。 この場合、ち「は」か、ち「ぎ」が決まり字となります。

ちは
ちぎりき
ちぎりお

このように決まり字の変化にも気を付けて暗記をしていくことが勝負に勝つためのポイントとなります。 以下は、決まり字までをまとめた一覧を掲載しています。
決まり字の一覧を見る

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