17件の歌が該当しました
部立 | 上の句/下の句 | 決まり字 | 歌人 |
---|---|---|---|
【001】 秋の田のかりほの庵の苫をあらみ わが衣手は露にぬれつつ | あきの |
天智天皇 てんじてんのう |
|
【005】 奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞く時ぞ秋は悲しき | おく |
猿丸大夫 さるまるだゆう |
|
【017】 ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは | ちは |
在原業平朝臣 ありわらのなりひらあそん |
|
【022】 吹くからに秋の草木のしをるれば むべ山風をあらしといふらむ | ふ |
文屋康秀 ふんやのやすひで |
|
【023】 月見ればちぢにものこそ悲しけれ わが身ひとつの秋にはあらねど | つき |
大江千里 おおえのちさと |
|
【026】 小倉山峰の紅葉葉心あらば いまひとたびのみゆき待たなむ | おぐ |
貞信公 ていしんこう |
|
【029】 心あてに折らばや折らむ初霜の 置きまどはせる白菊の花 | こころあ |
凡河内躬恒 おおしこうちのみつね |
|
【032】 山川に風のかけたるしがらみは 流れもあへぬ紅葉なりけり | やまが |
春道列樹 はるみちのつらき |
|
【037】 白露に風の吹きしく秋の野は つらぬきとめぬ玉ぞ散りける | しら |
文屋朝康 ふんやのあさやす |
|
【047】 八重むぐら茂れる宿の寂しきに 人こそ見えね秋は来にけり | やえ |
恵慶法師 えぎょうほうし |
|
【069】 嵐吹く三室の山のもみぢ葉は 竜田の川の錦なりけり | あらし |
能因法師 のういんほうし |
|
【070】 寂しさに宿を立ち出でてながむれば いづくも同じ秋の夕暮 | さ |
良暹法師 りょうぜんほうし |
|
【071】 夕されば門田の稲葉おとづれて 蘆のまろ屋に秋風ぞ吹く | ゆう |
大納言経信 だいなごんつねのぶ |
|
【079】 秋風にたなびく雲のたえ間より 漏れ出づる月の影のさやけさ | あきか |
左京大夫顕輔 さきょうのだいぶあきすけ |
|
【087】 村雨の露もまだ干ぬまきの葉に 霧立ちのぼる秋の夕暮 | む |
寂蓮法師 じゃくれんほうし |
|
【091】 きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに 衣かたしきひとりかも寝む | きり |
後京極摂政前太政大臣 ごきょうごくせっしょうさきのだいじょうだいじん |
|
【094】 み吉野の山の秋風さよ更けて ふるさと寒く衣打つなり | みよ |
参議雅経 さんぎまさつね |
17件の歌が該当しました